クラシカルフォトグラフとは
クラシカルフォトグラフ年表 ※クリックすると別画面で開きます
クラシカルフォトグラフの歴史・種類
クラシカルフォトグラフは1888年に発明されたフィルムカメラ以前に普及していた古典写真技法と現代技術が融合した作品です。
- ・ダゲレオタイプ(銀板写真) 1839年 ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール
- ・ヴァンダイクブラウンプリント 1842年 ジョン・ハーシェル
- ・サイアノプリント(青写真/日光写真) 1842年 ジョン・ハーシェル
- ・アルビューメンプリント(鶏卵プリント) 1850年 ルイ=デジレ・ブランカール=エブラール
- ・グラスウエットコロジオンプリント(ガラス湿版写真) 1851年 フレデリック・スコット・アーチャー
ヴァンダイクブラウンプリントとは
1842年に英国の天文学者のジョン・ハーシェルによって発明された最初の鉄銀プロセスで、17世紀の宮廷画家、アンソニー・ヴァンダイクの濃い茶色の類似性にちなんで名付けられた写真技法です。印画紙に薬品を塗布しネガを紫外線で焼付し水洗後定着乾燥するまで、すべて手作業で行われます。銀によって変化するセピア色のような茶色が特徴で“ヴァンダイクブラウン”と呼ばれています。
私たちの取り組み
古典写真を広く知っていただきたく展覧会を毎年開催しています。
●YouTube「第二回 Classical Photographの魅力 ミュシャが生きた時代の写真術」(8分19秒) 別画面で開きます
更には、この特殊な写真技術を活かして、若林久未来および制作グループによる制作をお受けしております。また、クラシカルフォトグラフ技術の普及と伝承のため、1日体験から指導者育成までの幅広い教室・ワークショップを展開しています。
ご興味のある方は下記ご覧いただき、ぜひお問い合わせください。