クラシカルフォトグラフとは

「sweet〜bitter」ハンドメイド・ヴァンダイクブラウン・プリント

「sweet〜bitter」 ハンドメイド・ヴァンダイクブラウン・プリント

ヴァンダイクブラウンプリントとは

1842年に英国の天文学者のジョン・ハーシェル卿によって発明された最初の鉄銀プロセスで、17世紀の宮廷画家、アンソニー・ヴァンダイクの濃い茶色の色の類似性にちなんで名前がつけられた写真技法です。
印画紙に薬品を塗布しネガを紫外線で焼付し水洗後定着乾燥するまで、すべて手作業で行われます。銀によって変化するセピア色のような茶色が特徴で、“ヴァンダイクブラウン”と呼ばれています。

私の作品は、日本の和紙を中心にその作品にあった用紙を選択し制作しています。 手塗りの為、刷毛目が完全に一致するものはなく、世界に一枚だけの作品が出来上がります。プリント後、最後に純金箔を施すのは私のオリジナルです。

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ガラス湿版とは

1851年英国のF.S.アーチャーの発明した写真法。ヨウ化物を分散させたコロジオンをガラス板に塗り、硝酸銀溶液に浸してヨウ化銀を生成させて感光材料とします。湿っているうちに撮影し、硫酸第一鉄溶液で現像、チオ硫酸ソーダで定着してネガを得ます。言葉にすると分かりくいですが、有名な写真に、坂本龍馬が台に寄りかった写真をご存じでしょう?あれが湿板写真です。

参考文献:株式会社平凡百科事典マイペディア

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硝子湿板 「Fantasy」 ガラス湿板